「ミスティック・リバー」

監督:クリント・イーストウッド
出演:ショーン・ペンティム・ロビンスケビン・ベーコンローレンス・フィッシュバーンマーシャ・ゲイ・ハーデンローラ・リニー
一緒に遊んでいた3人の少年。そのうち一人が目の前で不審な男達に誘拐される。
25年後、彼らは再会する。一人は娘を殺された父親、一人はそれを捜査する刑事、そしてもう一人は容疑者として。
ショーン・ペンの悲しげな瞳が印象的でした。「アイ・アム・サム」の時とは別人のような苦みばしりっぷりでしたが、その哀しげな瞳はやはり健在。
なんというか、見終わった後すごく陰鬱な気分になります。もうちょっとだけ話を聞いてやったら、もうちょっとだけよく考えていたら、もうちょっとだけ信じてやっていたら…。そうすればこんな哀しい結末にはならなかったんじゃないだろうか。
それでも人は生き続けなければならない、という事なんでしょうかね。
ケビン・ベーコンが割といい人でちょっと意外wなにしろ今まで見たのが「スリーパーズ」の看守とか「インビジブル」の狂科学者とかだったので。
ティム・ロビンスっていつも“疲れてる”感じがするんですが、あれはこの人の演技のベースなんですかね?「ショーシャンクの空に」でも疲れきってたし…。ああ、でも役の設定の問題かな?
三者三様の芝居を見るだけで楽しめました。