劇団☆新感線『吉原御免状』を観に行く。

初めて青山劇場へ行って参りました。
席が2階席、中央からちょっと上手寄りの、前から2列目だったので、細かい表情はさすがに見えませんでしたが、その代わり全体をよく見通せました。
舞台中央に作られた盆を中心に、あちこちから大道具が出たり入ったり、野っぱらから吉原の廓、お座敷、武家屋敷、川沿いの小道などなどに次々と変化していくのが面白かった。
あれを考え出した人は、天才だと思います。
そして、初めて殺陣を観て感動しました。
やっぱり動ける役者って素晴らしい。
話は、原作者の隆慶一郎が元々好きな作家なので逆に心配してたんですが、うまくまとめられてたと思います。
とはいえ、せっかくの吉原の話なのに、太夫を始めとする女性の存在感がいまいち薄かったように思いました。「江戸の吉原の張りと意地」をもっと見せてくれると良かったかなぁ。
いや、でも良い時間でした。
やっぱり芝居は生で観ないとダメですな。