「屍鬼(2)」読了。

徐々に加速する“伝染病”による死者、それと時を同じくして増える真夜中の引越し。
死、そして家移りという形で徐々に間引かれていく外場村。
その一方で結城/小出夏野の元には“窓の外からの視線”が再び戻ってくる。
一体何が起きているのか誰も把握できないまま、事態だけが進んでいる圧迫感がひしひしと伝わってきております。
静信や敏夫の必死の努力にも関わらず、事態は徐々に、そして確実に泥沼化しているようです。
重要そうな人がぽこぽこ脱落してしまうのには一瞬呆然としてみたり。いや、勝手に重要そうだと思ってただけなんですが。
そして夏野の周囲には何やら不穏な気配が。いよいよホラーの領域に踏み込むか?