「親切」の語源。

なんで“親を切る”と書くのか?
ちょっと気になったので調べてみました。

「親切」の語源
http://ww81.tiki.ne.jp/~nothing/kanji/q/q_003.html#親切1

「親」について
■解字
会意兼形声。辛(シン)は、はだ身を刺す鋭いナイフを描いた象形文字。親の左側は
薪(シン)の原字で、木をナイフで切ったなま木。親はそれを音符とし、見を加えた
字で、ナイフで身を切るように身近に接して見ていること。じかに刺激をうける
近しい間がらの意。⇒辛
■意味
(1)したしむ。したしい(したし)。ちかい(ちかし)。身近に接している。じかに
   はだ身にふれる。《対語》⇒疏(ソ)(うとい)。「親疏(シンソ)」「親切」
「人之親其兄之子=人の其の兄の子を親しむ」〔孟子・滕上〕
 
「切」について
■解字
会意兼形声。七は、|印の中ほどを―印できりとることを示す指事文字
切は「刀+音符七」で、刃物をぴったりときり口に当ててきること。⇒七
■意味
(3)(セツナリ)刃物をじかに当てるように、ぴたりとくっついて膚にこたえるさま。
▽今では去声に読む。「懇切」「親切(身近についてゆきとどく)」
「切問而近思=切に問ひて而近く思ふ」〔論語・子張〕《類義語》⇒親・即。

要するに、「親」も「切」も相手の身近に寄り添って手助けをするという意味合いになるらしい。
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー